Trip Wonder Organize　　　　~寝屋川TCG事情

大会規定、4.カード制限、●カードスリーブ・プロテクターの使用についての項に 『大会主催者が支給するスリーブのみを使用することができる。』と記載されている。

これはもちろんマークド防止の処置なのだが、この配布されるスリーブが限定品で価値が出るだろうと踏んだ連中が、なら融合デッキ枚数をできる限りの数にして、これを多く戴こうと言い出した。

一方、欲張る奴が融合デッキ枚数を増やしてくると、更にそれを予想した連中が《記憶破壊者》(戦闘ダメージを与えたとき融合デッキ枚数によって増える効果ダメージの発生)のデッキ投入を示唆した。

カードの効果以外の所でメタゲームが展開されてしまっているのだ。

半ば冗談であろうやりとりなのだが、実際にそうなった場合どうなるんだろうか。

集計期間中に様々なデッキが凌ぎを削ってきたが、それを水泡に帰す可能性がある危険な要素ではないか？

最終予選である選考会での配慮がこのように波紋を拡げている。

付加価値の無いスリーブを使用する、枚数をチェックして大会終了後に回収するなどの運営側の厳粛なる処置を切に願うばかりである。